================================================================ Daneel the Shape Shifter 0.2.3 ================================================================ 【はじめに】 本MODを導入すると「The Daneel」(ダニール)という名前の剣が手に入ります。 はじめは一見ただのSilver Longswordですが、Daneelはあなたの意志に応えて姿を変え、 あなたの能力に応じてエンチャント威力が変動します。 必須:OBSEv0020 http://obse.silverlock.org/ 推奨:ConScribe http://tesnexus.com/downloads/file.php?id=26510 ============================= 注意 ============================= ・0.0.3 α以前のバージョンとは互換性がありません。 クリーンセーブしてから、0.2.3を導入してください。 ・0.0.4 αからは上書きでバージョンアップできます。 tw.ini、tw - C.iniも中身は共通です。 ・tw.iniは0.1と共通で、本体のバージョン番号のみ異なります。 ================================================================ ※全ての機能はDaneelを装備している間の対話スペルから、 個々の設定値は全てtw.iniで設定することが出来ます。 【同梱ファイル一覧】 The Daneel.esp 【必須】本体ファイルです The Daneel - Prologue.esp 【推奨】Daneelを入手するまでに冒険が必要になる導入クエを実装するファイルです SIのオブジェクトを使っているため、SI必須です 導入クエストが必要なく、いきなり入手したい場合は不要です 導入する場合、The Daneel.espの後ろにロードされるようにしてください クエストが完了すると必要なくなるので、Dataディレクトリから削除して結構です ini\tw.ini 【必須】各種設定値を変更することができます ini\tw - C.ini 【推奨】初回導入時から好きな武器を登録しておくことができます フォーマットに注意して書き換えてください Docs\readme.txt これ Docs\納剣・抜剣時でグラフィックや武器の持ち方を変更するには.txt 抜けば片手剣、収めりゃ両手剣(つまり背中に収納)ってことができるはず 「こうすれば出来るよ」というより「こうしたらできた」 【仕様】 ・ロード直後はSilver Longswordの外見のままになっている場合がありますが、 tw.iniで設定された遅延タイマーが経過すると初期化作業に入り、変身しているべき外見に変化します 【The Daneelの機能一覧】 【 1 】武器を記憶させる 武器を照準に入れて対話スペルを詠唱すると、Daneelに武器を憶えさせることができます。 Blade、Blunt、Bow、Staffであれば武器の形状、アイコンと性能(Damage、Reach、Speed)を憶えます。 また付属の「tw - C.ini」にあらかじめデータを記述しておくことで、 導入した瞬間から様々なカスタム武器を憶えさせた状態にしておくことも可能です。 詳しくは付属の「tw - C.ini」をご覧ください。 注1)デフォルトで登録されている武器の種類と、憶えさせる武器の種類は関係ありません。 注2)武器MODの武器を登録後にMODを外した場合、 該当するメッシュ(.nif)、テクスチャ(.dds)、アイコン(.dds)が維持されていれば そのまま使用し続けることが可能です。 【 2 】憶えた武器に変形させる 武器を照準に入れずに対話スペルを詠唱すると、Daneelを憶えた武器に変形させることができます。 Enchantment消費、武器本体の摩耗、重量、価格はDaneel本体のままですが、 性能・外見は【 1 】で記憶させたものに変形します。 【 3 】エンチャントを切り換える ・変形選択画面の[ 話し合いをする ]→エンチャントを換えたい 現在のエンチャント一覧(計13種): Fire Damage、Frost Damage、Shock Damage、Damage Health、Drain Health、Paralyze、Soul Trap、 Turn Undead、Dispel、Command Creature、Command Humanoid、Silence、Light、エンチャントなし 各威力はプレイヤーのAttributeで決まりますが、iniで威力変数を設定できます。 注1)「エンチャントなし」でもGhostなどには攻撃が通ってしまいますが、 喋るのに必要なスクリプトをエンチャントとして付与しているので仕様です。 【 4 】剣に喋らせる ・変形選択画面の[ 話し合いをする ]→喋っていいよ/いいと言うまで黙ってろ 何かしらの状況に合わせてDaneelが独り言を喋る機能をオン・オフすることができます。 喋る確率は、状況ごとにiniで設定することができます。 スニーク状態で対話スペルを詠唱すると直接オン・オフできます。 注1)大事なイベント画面のダイアログをDaneelの独り言で消されてしまわないように、 disableplayercontrols状態になると自動的に黙るようになっています(仕様です)。 この場合、disableplayercontrols状態が解除されると自動的に復帰します。 【 5 】その他、対話スペルから設定できるもの ○剣が喋る時、金属音がする ・変形選択画面の[ 話し合いをする ]→喋る時に音を立てるな/喋る時に音を立てていい 上記設定でDaneelが独り言を言う設定になっていた場合のみ有効な設定で、 Daneelが喋る時に、小さな金属音がするように設定することができます。 デフォルトでオフ。チリーン。 ○エンチャントチャージを自力で回復させる ・変形選択画面の[ 話し合いをする ]→自力で回復しろ/自力で回復するな 消費したEnchantmentのチャージが時間経過とともに回復します。 何秒に何ポイント回復するかiniで設定することができます。 この機能をオンにした場合、デフォルトでは20秒に1ポイント回復します。 デフォルトでオフ。 ○tw.ini(設定ファイル)の再読み込み ・変形選択画面の[ 話し合いをする ]→tw.iniを再読み込みする 通常はセーブデータのロード時に1回読み込まれるだけですが、 ここからiniファイルを再度読み込むことが可能です。 ○tw - C.ini(カスタムファイル)の読み込み ・変形選択画面の[ 話し合いをする ]→武器リストの出入力→tw - C.inを読み込む あらかじめ記述したカスタマイズファイルを読み込みます。 現在のスロット登録情報は全て上書きされてしまいますのでご注意ください。 ○現在憶えさせている武器データの出力(ConScribe必須!) ・変形選択画面の[ 話し合いをする ]→武器リストの出入力→現在の武器リストを出力する 現在、全てのスロットに登録されている武器のデータを出力します。 コピペorリネームで簡単にtw - C.iniとして転用できます。 ConScribeを入れていると項目が出現しますが、入れなくても本MODは使用できます。 ○記憶させる武器の所有権をチェックする ・変形選択画面の[ 話し合いをする ]→他人の武器は憶えなくていい/他人の武器でも気にするな 記憶させたい武器が他人のものであった場合、記憶させることができません。 つまり、店先にある他人の武器を無差別につまみ喰いすることはできなくなります。 デフォルトでは「チェックする」です。 ○武器を記憶させる時に武器を「食べ」る ・変形選択画面の[ 話し合いをする ]→憶える時は武器を喰うな/憶える時に武器を喰え 武器を記憶させる時に、対象武器を「食べ」てしまい、対象武器は消滅してしまいます。 憶えさせた武器が手元に残るのではデメリットが少なすぎるので、消滅するようになりました。 デフォルトでは「食べる」です。 ○デバッグモード ・変形選択画面の[ 話し合いをする ]→デバッグモードをオン/オフ 各種デバッグメッセージをコンソールに出力します。 動作に不具合があって、どこまで処理が進んでいるか確認したい場合のみ、 tdtやConScribeなどと併用の上、ご利用ください。 それ以外の時はオンにしてもコンソール画面が騒々しいだけです。 データロード時からデバッグテキストを吐き出して欲しい場合は、 iniからオンにすることで、ロードするたびにデバッグモードになります。 注1)ConScribeを導入していると出力がファイルに保存されます。かなりオススメ! 注2)コンソールからset zzGeneric.debug to 2と入力すると、 もっと凄まじい速度で大量の検知デバッグテキストが垂れ流されます。 【 6 】納剣・抜剣時でメッシュや持ち方を変える 詳しくは「納剣・抜剣時でグラフィックや武器の持ち方を変更するには.txt」をご覧ください。 【更新履歴】 2019-02-15 0.2.3 ・記憶させる時に武器が消滅するオプションを追加しました(オン・オフ可) ・たぶん2013年時点で運用試験段階だったためアップロードしてなかったのですが、 その後、特に問題が起こった記憶はないので、そ知らぬ顔で更新します 2011-08-** 0.2.2 The Daneel.esp ・tw - C.iniの出力で「#」ではなく「;」を使うようにしたので、 出力した武器リストを転用するのがより簡単になりました Prologue.esp ・クエスト完了後、設定ファイルが読み込まれていなかった不具合を修正しました ・天井抜けが治っていたと思ったら治ってなかったので直しました 日付は…もう忘れてしまいました 2011-08-21 0.2.1 ・Prologue.espの壁と天井抜け及び、床重複を修正しました ・ちゃんとダンジョン内にPathGridを設定しました 2011-08-20 0.2.0 ・セリフ追加 ・導入クエストespを同梱しました 2011-07-15 0.1.1 ・対話スペルが正常に作動しないことがあるのを修正しました 2011-07-11 0.1 ・根本的な部分は安定してきたと判断したため「α」を取り、バージョンを上げました ・あらかじめ書いておいた武器データを外部iniから読み込めるようにしました 新規導入時は自動的に、上書き導入では対話スペルから読み込ませることができます ・ConScribe導入時のみ、現在の武器データを外部テキストに出力できるようになりました ・照準の武器の所有権を調べるオプションを追加 ・エンチャント対応セリフ追加、その他のセリフも追加 2011-06-02 0.0.4 α ・エンチャントにDispel、Command Creature、Command Humanoid、Silence、Lightを追加 対応するダイアログは未実装、iniの設定項目も調節は不十分です ・設定画面に、iniの再読み込み機能を追加 ・CTD対策で、対話魔法の濫用防止タイマーを実装(iniで設定可) ・CTD対策で、ロード時の初期化に遅延タイマーを実装(iniで設定可) ・CTD回避のため、リーチが0.0の弓を登録時に自動で1.0に補正するようにした ・他にも少し、スクリプトを修正してCTDしにくくなったはず 2011-05-31 0.0.3 α ・杖系と近接武器&弓でエンチャント威力の計算式を独立させました 杖の方が威力が強くなると思います ・CTD対策になるかも…な対策をしてみました。詳細はiniをどうぞ 2011-05-29 0.0.2 α ・対話発動をキー押下からスペルに変更 ・エンチャントの種類を少し増加 ・全体的にスクリプトの最適化っぽいことをした ・セリフを増やした ・チャージの自動回復機能を追加 ・保持する必要のないstring_varは解放するようにしたはず 2010-12-25 0.0.1 α ・メリークリスマス実験版 【免責・再配布】 作成:175(いなご、いなこ、どっちでもいいです) http://twitter.com/175_175 このMODを導入したことによって何が起きても責任は取れません。 オリジナルの配布場所が消えた場合は再配布してもいいけど自己責任で頼む。 再配布する時はアーカイブのままで。 あとは何書いたらいいかわからぬ。わかんないところはTwitterで聞いてくれ。 【元ネタ一覧】 以下の作品及びMODは、本MOD製作にあたってイメージのベースにあったもの、 あるいは実現したいと思った機能を持つ存在が登場する、いわば元ネタのみなさんです。 どれも素晴らしい作品ばかりです。読もう! ・Baldur's Gate 2のLilarcorをOblivionで実現したLilarcor (http://tesnexus.com/downloads/file.php?id=3460) ・冲方丁作『マルドゥック・スクランブル』 ・アイザック・アシモフ作『鋼鉄都市』 ・中平正彦作『破壊魔定光』 なお、Daneel本人のキャラクター設定そのものに具体的な元ネタはありません。 【謝辞】 ・Samurai Sword OBSE v2(http://tesnexus.com/downloads/file.php?id=22196)の 抜剣時の両手・片手切り替えの処理をかなり参考にしました。 ・The Soul of Ilithiel(http://tesnexus.com/downloads/file.php?id=10090)の チャージ回復の処理を参考にしました。 ・MiniMap - HUD Element(http://tesnexus.com/downloads/file.php?id=26220)の string_varを外部から配列に読み込む処理を参考にしました。 ・nek_12さんにはデバッグで多大なるご協力を賜わりました。 この場を借りて感謝いたします。